FIMは「どれくらい介助が必要か」をチームで共有するための評価です
リハ室で一度できた動作ではなく、病室・居室・自宅など普段の生活場面で実際にしているADLを評価します。点数には介助量、見守り、準備、補助具、安全性、時間のかかり方が反映されます。
BIとの違い
「しているADL」を評価。普段の生活場面でどのくらい介助が必要かを、18項目・1〜7点で細かく見ます。
「できるADL」を評価。10項目・100点満点で、能力として可能かを把握しやすい評価です。
- FIMは認知項目を含み、BIより状態変化を細かく追いやすい
- 介助方法の統一、過介助の予防、医療介護連携の共通言語になる
- 評価者でブレやすいため、同じ原則で確認することが大切
入力の流れ
- 1
生活場面で、いつもしている動作を観察する
- 2
人の支援が不要なら7点または6点を検討する
- 3
見守り・準備・声かけが必要なら5点を検討する
- 4
手を触れる介助がある場合は、本人が行っている割合で4点以下を判断する
1〜7点の目安
補助具なしで安全・通常時間内にできる
補助具、時間延長、安全配慮はあるが人の支援なし
手は出さないが、見守り・声かけ・準備が必要
身体介助あり。本人が75%以上実施
本人が50%以上75%未満実施
本人が25%以上50%未満実施
本人の実施が25%未満、または2人介助
採点で迷った時の原則
- 基本は「しているADL」 訓練場面だけでできた動作ではなく、普段の生活場面を見ます。
- 監視は介助 手を出していなくても、見守り・促し・準備が必要なら自立ではありません。
- 4点以下は割合で判断 本人がどの程度行っているかを25%・50%・75%の目安で考えます。
- 点数が割れる時は低い方 日内変動、往復、昇降、歩行と車椅子などで差がある場合は安全側の低い点を採用します。
- 別々の小動作は平均で考える 整容や記憶のように複数要素で成り立つ項目は、実施割合を見ます。
このアプリで迷わない使い方
チェック補助 観察に近い文章へチェックを入れると、低い点を自動で仮入力します。
AIかんたん採点 FIM項目名が分からない時は、観察内容を普段の言葉で入力します。
統合シミュレーター 複数評価から各項目の低い点を抽出し、注意が必要な状態を見落としにくくします。
サマリー 点数とコメントから、介護・看護上の注意点を文書化します。